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2023年の求人トレンドはデジタル化!外食・サービス・小売業界で求められる人材とは?<外食業界編>

  • 流通・小売・外食・サービス産業の最新動向
トレンド

アフターコロナ、withコロナに向け動きが活発化する求人市場。特に、コロナ禍前より労働力不足が叫ばれていた「外食・サービス・小売」の各業界は、求人活動が活性化しています。

3つの業界に共通する2023年の求人トレンドは「デジタル化」です。今回から3回にわたって、「外食・サービス・小売」各業界で求められる人材動向をご紹介。第1回目は、外食産業編をお届けします。


アフターコロナの外食業界

3年に渡るコロナ禍を経て、外食業界は転換期に入っています。コロナ禍のキーワードであるデリバリーやテイクアウトの流れは、アフターコロナになっても続いています。
他にも、セルフレジや配膳ロボット、モバイルオーダーなど、人材不足や非接触への対策として、「デジタル化」は避けて通れないのが実情です。


さらに、ネット上のサービス、そして実店舗でのサービスといった「オンラインとオフラインの枠」をなくしてマーケティングを行い、集客~サービスを提供する「OMO(Online Merges with Offline)」への対応も拡大。このような状況の中で、外部に委託していた「社内システム」や「専用アプリ」の開発を自社で進めようとする動きが出てきています。そこで必要になるのが「デジタル人材」なのです。


では実際に、どのような人材に対して求人が行われているのか。外食業界の求人トレンドを見ていきたいと思います。


外食業界の求人トレンドを読み解く

ここでは、2023年の外食業界の求人トレンドを紹介します。


1.ITやデジタル部門の採用が急増

前項で解説した通り、外食業界のデジタル化は待ったなしの状態。業界のDX化に向け、ITやデジタル部門の求人が急増しています。システムやアプリ開発を行う「システムエンジニア」はもちろん、データや情報の分析を行う「データサイエンティスト」に対する需要が高くなっています。


2.非IT・デジタル部門の求人も活発化

求人が増加しているのは、ITやデジタル部門だけではありません。アフターコロナになり新たな出店計画が復活。積極的に出店する動きが出てきています。そこで必要になるのは、「店舗開発」といった人材です。新店舗には新しいメニューも必要。お客様視点を持つ「商品開発」の人材も不可欠でしょう。また、「食品ロス」や「健康志向」といった社会的課題を意識したサービスに対する人材も注目されています。


3.管理職・幹部職の求人増

業界が抱える課題を把握し効率良く事業展開を行うには、数字を読み解く力や課題解決能力が欠かせません。チームのメンバーをまとめ、目標に向かってまとめ上げるマネジメント能力やリーダーシップも必須です。活発な事業展開が想定されるアフターコロナの中で、「管理職」や「幹部職」の求人も増えることが予想されます。


今回は、2023年の外食産業の求人トレンドを概観しました。外食業界の採用面接で求められるのは、「判断力」や「柔軟性」と言われています。変化のスピードが早い業界特性に対応していくためです。

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