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成功に導く転職活動計画③「書類作成」編

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履歴書

転職の第一関門、それは書類選考です。どれだけ素晴らしい実績や能力を持っていても、相手に伝わらなければ意味がありません。

重要になるのは、履歴書や職務経歴書といった応募書類です。シリーズ成功に導く転職活動計画、3回目は書類作成編。今回は応募書類の種類や役割、そして書き方を解説します。

応募書類の種類と役割

転職者と企業との最初の接点である応募書類。多くの企業が面接の前段階として書類選考を実施するため、応募書類を充実させることが書類選考突破の鍵になります。ここでは、応募書類の種類と役割を解説します。

1.  履歴書

転職者の基本情報を伝える書類です。採用になった場合は、社員の記録として扱われます。転職者のプロフィール(氏名、住所、連絡先、学歴、職歴、免許、資格等)を定型化された書式に記入します。

2. 職務経歴書

転職者の職務内容や実績を、知識やスキル、資格と共に伝える書類です。即戦力としてPRするための強みを書きます。書式は定型化されておらず自由度が高いため、内容に差がつきやすい書類です。

3. ポートフォリオ

デザイナーやイラストレーターといったクリエイターが、自らの作品を評価してもらうために作成する作品集です。最近は他の職種でも、実績を「成果物」としてPRするために使われてきています。

応募書類の書き方

代表的な応募書類である履歴書と職務経歴書。ここでは、それぞれ書き方を解説します。

履歴書

「手書き」の指示がない限り、パソコンで作成して構いません。フォーマットは、ネットからダウンロードできます。文字の量と大きさに注意して、空欄を作らないように記入します。その他、注意点を以下に列記します。

・日付は郵送日(提出日)を記入。

・年号は西暦でも和暦でもOK、ただし他の記載項目の年号表記と統一する。

・顔写真はスーツを着用し清潔感や表情に注意する。

・連絡先は連絡の取りやすいものにしメールアドレスも記入する。

・学校名は省略せず「〇〇高等学校」と正式名称で記入。学部や学科も忘れないこと。

・取得中の資格は「資格取得のため勉強中」とする。

職務経歴書

「A4サイズ2枚を基本にパソコンで作成」します。採用担当者に転職者を正しく理解してもらうために、応募先企業の職種に合わせて箇条書きで簡潔に作成することが重要です。以下のことに注意してください。

・職務要約→具体的な職務内容→自己PRの流れで作成する。

・5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を意識する。

・具体的な数字やエピソードを添える。

職務経歴書は「転職者が伝えたいことを書くもの」ではなく「企業の採用担当者が知りたいことを伝えるのも」です。応募先企業との接点を見つけ「何ができるのか」「何をしていきたいのか」をアピールします。職務経歴書については「採用担当者があなたに会いたくなる職務経歴書の作り方」と題して、3回にわたって詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。

ミデアが書類作成をアドバイス!

書類選考通過のためには、応募書類を充実させることが鍵。
転職支援サービスのミデアは、履歴書や職務経歴書といった応募書類の作成をサポートしています。

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採用を効率化するため、書類選考は続いていくでしょう。応募書類の重要性は、今後も増していきます。採用担当者に訴える効果的な応募書類を作成したい方は、ぜひミデアにご相談ください。