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流通・小売業界でキャリアアップ!成果につながるキャリアプランニングとは?

  • 流通・小売・外食・サービス産業の最新動向
ミニチュアのショッピングカート

コロナ禍が落ち着き、流通・小売業界には活気が戻ってきています。円安によるインフレ懸念はあるものの、インバウンド需要を取り込み、今後の成長も期待できる業界でしょう。

一方で、人材不足は深刻。働き手不足への対応は、流通・小売業界が抱える大きな課題でしょう。


今回は、流通・小売業への転職を目指す方に向けて、業界の最新動向を紹介。業界の現在と将来、求められる特性、成果につながるキャリアプランニングを解説します。


流通・小売業界の現在と将来

はじめに、流通・小売業界の現在と将来を概観します。


新型コロナウイルスが落ち着き、街に人の流れが戻ってきましたが、流通・小売業界は様々な課題を抱えています。

まずは、流通・小売業界の現在を、業界が抱える課題に焦点をあて見ていきましょう。


【流通・小売業界の現在】

・慢性化する人手不足

・変化する消費者の価値観

・進む消費行動の多様化

・インフレが収益構造を圧迫


人手不足は、慢性的な課題。今に始まったことではありません。モノやサービスはいきわたり、消費者の価値観は大きく変化しています。

それは、より良い体験や購入プロセスを求める消費行動の多様化を見れば明らかでしょう。そのような中、インフレが収益構造を圧迫しています。


こういった課題を抱える流通・小売業界ですが、どう課題を解決していくのか?次に、流通・小売業界の将来を考察します。


【流通・小売業界の将来】

・DX化の加速

・ECの拡大

・無人化する店舗

・在庫管理システム活用の広がり


流通・小売業界では、データとデジタル技術を活用し業務効率を高めるDX(デジタルトランスフォーメーション)が待ったなしです。

人手不足を解消し、多様化する消費者の価値観や消費行動に対応するにはDXが欠かせません。


ECや無人店舗の拡大、「OMO(Online Merges with Offline:オンラインと実店舗を融合したマーケティング)などは、「流通・小売業界DX」の一環でしょう。


また、在庫管理システムの活用は、在庫を最適化し生産性を高めます。収益構造を圧迫するインフレ対策のひとつとして、今後広がることが予想されます。


流通・小売業界で求められる特性とは?  

流通・小売業界に転職を目指すには、どのような特性が求められるのでしょうか?ここでは、業界で求められる特性について解説します。


【流通・小売業界で求められる特性】

1.成長意欲

2.コミュニケーション能力

3.分析力

4.ストレス耐性


詳しく見ていきましょう。


1.成長意欲

自分からチャレンジし、変化に対応できる成長意欲が求められます。流通・小売業界では、DXが待ったなしです。

しかし、DX人材はまだまだ少なく獲得競争も激しいのが現実です。入社後、DXといった新しい分野にも積極的に取り組んでいける成長意欲のある人材が求められます。


2.コミュニケーション能力

顧客が求めることを理解し、商品やサービスの提案ができるコミュニケーション能力は大切な特性です。顧客が抱える課題を吸い上げ、適切なソリューションが提供できるコミュケーション能力が求められます。


3.分析力

分析力も、流通・小売業界で求められる特性です。様々なデータから顧客の動向を読み解き、最適なマーケティング戦略に落とし込む能力が求められます。

今後は、AIによる需要予測のデータを分析できる人材も市場価値が高まると予想されます。


4.ストレス耐性

顧客を相手にする流通・小売業界にとって、ストレス耐性は身につけておきたい特性です。対顧客、対バイヤーの中で仕事をしていると、少なからずクレームが発生します。

売り上げや成果に対するプレッシャーもあるでしょう。ストレスとうまく付き合いながら、前向きに行動できる人材が求められます。


成果につながるキャリアプランニングを解説

それでは、転職を成功させ流通・小売業界でキャリアアップするために必要な、キャリアプランニングを解説します。


ステップ1:自己分析

キャリアプランニングのスタートは、自己分析から始まります。キャリアの棚卸しを行い、スキルや知識、実績を洗い出しましょう。

大切なことは、先入観を持たないことです。小さな経験や実績でもかまいません。気づいた内容を、書き出します。自分をサポートしてくれる、メンターやネットワークを見つけることも重要です。


ステップ2:業界研究

次は、目指す業界の研究です。Webを活用し、業界の動向や仕事内容、求人情報を調査しましょう。企業には、規模の大小にともなう役割の違いがあります。

ここでも先入観を持たず企業を調査し、自己分析の結果に照らして自己特性と企業の仕事内容をすり合わせます。

尚、業界や企業の情報を収集するには、転職支援サービスの活用が効果的です。情報だけではなく、求人案件の紹介も受けられます。


ステップ3:目標設定・行動計画

次に、目標を設定し行動計画を立てましょう。目標は、まずゴールを設定しそこから逆算することが重要です。ゴールは、内定ではありません。

目指す業界に転職し、希望する業務で成功している自分の姿です。中長期的な視点から逆算し、今何をすべきかを考えます。


目標を設定したら、具体的な行動計画の立案です。在職中の方は、仕事と並行しながらどう動いていくのかを明確にします。

退職している方は、時間的な自由度が大きくなりますが、だからこそしっかりと行動計画を立てることが重要です。


ステップ4:行動

最後は、「行動=応募・面接」です。ただ、全てがうまくいくとは限りません。しかし、仮に内定という結果が出なくても、それはひとつの成果です。

なぜなら、結果に至るプロセスを振り返ることで、キャリアプランニングを修正できます。ここまで示した4つのステップを実行し、修正していくことがより良いキャリアプランニングにつながるのです。


流通・小売業界への転職はキャリアコンサルタントに相談を!

今回は、流通・小売業界への転職を目指す方に向けて、業界の現在と将来、求められる特性、そして成果につながるキャリアプランニングを解説しました。


自分でキャリアプランニングを行い、転職することは不可能ではありません、しかし、それには相応のノウハウが必要です。

特に業界のコアな情報や自分に合った求人案件を収集することは簡単ではありません。そんな時、転職支援サービスは強い味方になってくれます。


転職支援サービスのミデアは、国家資格を持つキャリアコンサルタントが転職者のキャリアプランニングをサポートします。キャリアの棚卸しを支援し、強みを持つ流通・小売業界の情報と非公開求人を紹介。丁寧なヒアリングを通して、ベストのマッチングを提案します。


流通・小売業界への転職を目指す方は、ぜひミデアのキャリアコンサルタントにご相談ください。