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2023年の求人トレンドはデジタル化!外食・サービス・小売業界で求められる人材とは?<小売業界編>
- 流通・小売・外食・サービス産業の最新動向
2023年「外食・サービス・小売業界」の求人トレンドを読み解くシーリーズの第3弾。今回は、「小売業界編」です。EC・キャシュレス化の流れの中で、デジタル人材の必要性が高まる小売業界。2023年はどのような求人動向になるのか。じっくり考察していきます。
小売業界の動きをチェック
私たちの生活に密着している小売業界。アフターコロナやインフレなど、小売業界を取り巻く環境は大きく変化しています。ここでは、小売業界の近況をチェックしてみましょう。
ECなど小売業のDX化が加速
アフターコロナを向かえ、小売業は正常化へと動いていくでしょう。しかし、コロナ禍で普及した「オンライン化」の流れは不変。ECに代表される小売業のDX化は、今後ますます加速することが予想されます。
キャッシュレス化が拡大
クレジットカードや電子マネーといった、現金を使わない決済のキャッシュレス化が拡大していくでしょう。国内の消費者だけでなくインバウンドによる外国人の需要もあり、キャッシュレス化への対応は急務といえます。
進むオムニチャンネル化
オムニチャンネルとは、消費者との接点をECやWebサイトに限定せず、オンラインと実店舗を連携させ消費者にアプローチする販売戦略のこと。オムニチャンネルによる、消費者が「買いたいときに販売できる」環境の構築が広がっています。
このように、小売業界はDX化が加速しています。それでは小売業界の2023年求人トレンドを見ていきましょう。
小売業界の求人トレンドとは
ここでは、2023年の小売業界の求人トレンドを読み解きます。
DX化への人材ニーズが拡大
先に見た通り、小売業はDX化が加速しています。慢性的な人手不足と合わせて、DX化を推進する人材ニーズが今まで以上に高まっていくでしょう。
データ分析の必要性が高まる
ECやキャッシュレス化の拡大、そしてオムニチャンネルが進む中では、データを的確に分析し販売計画や販売戦略に落とし込む必要があります。DX化には、データ分析が必要不可欠。CRM(顧客関係管理)など、顧客データを分析するスキルを持った人材の重要性が高まるでしょう。
SDGs・ESG関連の商品やサービスが広がる
SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)への関心の高まりから、SDGsやESGを意識した商品開発、そしてサービスの提供が広がっています。こういった分野でも、新しい人材が求められているのです。
これまで3回にわたって「外食・サービス・小売業界」の求人トレンドを考察してきました。どの業界も、アフターコロナに向けた需要の急回復が期待されています。どの職種にとっても人材は必要不可欠であり、特にデジタル化に対応する人材ニーズが高まっていくと考えられます。
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