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採用担当者があなたに会いたくなる職務経歴書の作り方~その2~

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スーツの男性

採用担当者が会いたくなる職務経歴書の作り方「その2」は、職務経歴書のまとめ方について解説します。応募先企業との接点を見つけ、即戦力としての実績をどうアピールするのか。詳しく解説します。

                                               

事前準備1:キャリアの棚卸しを行う

職務経歴書をまとめるには、事前準備が必要です。キャリアの棚卸しを行いましょう。

自分自身のキャリアを振り返り、経験を洗い出すことで実績やスキルを明確にします。

ゆっくりじっくり時間をかけ、時系列に沿ってキャリアを振り返ってください。


ポイントは、できるだけ具体的に洗い出すことです。


・勤務した会社

・担当した職務内容

・実績や成果(具体的な数字も抽出)

・スキルや工夫したこと

・身につけた能力や知識

・会社から受けた評価


キャリアの棚卸しは、職務経歴書をまとめるために不可欠であるばかりでなく、自己PRの記載にも効果を発揮します。


事前準備2:応募先の企業研究を行う

採用担当者が会いたくなる職務経歴書をまとめるには、応募先企業のニーズを知る必要があります。そのためには企業研究が欠かせません。企業研究は、自分の希望に合った企業かを判断するためだけではなく、自分のどの部分をアピールするのかを明確にするためにも大変重要です。


・取扱い商品(製品、サービス)

・経営理念

・組織体制

・取引先

・採用情報

・社員の声

・ブログやSNS


このような部分を企業のホームページや求人票で確認するとともに、人脈や転職エージェントなどをフルに活用し企業研究を行ってください。



職務経歴書をまとめる

いよいよ職務経歴書をまとめていきます。ここで重要なことがあります。それは、職務経歴書は「転職者が伝えたいことを書くもの」ではなく、「企業の採用担当者が知りたいことを伝えるのも」ということ。まずはここを押さえましょう。その上で、まとめるポイントを列記します。


①自分の実績やスキルと応募先企業との接点を見つける

②勤務した企業のプロフィール(事業内容、資本金、売上高、従業員数など)を記載する

③職務内容を書式(編年体式・逆編年体式・キャリア式)にそって記載する

④実績は数字を添えておく

⑤応募先企業に応じてアピールポイントを変える

⑥レイアウトや見せ方を工夫する


企業が求めているのは、即戦力の人材です。まずは自分の実績やスキルと、応募先企業との接点を見つけます。接点が見つかったら、応募先企業で活かせる職務内容を詳しく記載します。

これで即戦力の人材であることをアピールできるのです。実績には必ず数字を添えてください。


また、企業が変わればニーズも変わります。企業のニーズに応じて、職務経歴書も強調する部分やアピールするポイントを変える必要があります。

自分にとっては素晴らしい実績やスキルでも、応募先企業が求めていなければ評価の対象にはならないのです。


さらに、「伝わりやすい」「読みやすい」レイアウトや見せ方も意識しましょう。ちょっとした工夫が、説得力そして書類選考通過率を高めるのです。


「採用担当者があなたに会いたくなる職務経歴書の作り方」は「その3」へ。「その3」では、自己PRの書き方について詳しく解説します。