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若手とは質問の意味が違う?!転職したいミドル世代の面接必勝回答法【前編】
- ミドルの転職
ミドル世代と呼ばれるようになっても、キャリアアップや仕事環境の改善を目指し転職を考える方は多いでしょう。転職の理由は年齢と共に変化し多様になりますが、転職する際に避けて通れないのが「面接」です。
ミドル世代が面接で求められるのは、若手と違う相応のキャリアと経験です。今回は転職を目指すミドル世代に向けて、面接で問われる内容や面接官に好印象を与える回答方法を紹介します。
ミドル世代が面接でよく聞かれる質問
ミドル世代が面接で聞かれる代表的な質問が以下の3つです。
1 あなたの長所と短所を教えてください
2 これまでの経験やスキルを当社でどう活かしますか
3 退職理由を教えてください
どの様な長所や短所を持ち、培った経験やスキルを新しい会社でどう活かすのかが退職理由と共に問われます。このような質問を受けたとき、あなたならどう答えますか。自分なりの答えを持って次に進んでください。
ミドル世代だからこそ胸を張って回答!
ミドル世代だからこその回答方法を具体的に紹介します。
1 年齢相応の長所を伝え短所は克服努力を訴える
ミドル世代は、年齢相応の長所が求められます。転職先の職種に合わせた長所を伝え、即戦力であることを強調します。豊富な経験からくる状況判断能力や指導力、責任感の強さを具体的なエピソードを交えて話し説得力を高めてください。短所については、自分の短所とどのように向き合い克服しようとしているかを訴えます。大切なことは、短所に対する自覚であり克服への前向きな努力なのです。
2 マネジメント経験を語りスキルが課題解決に役立つことを強調する
若手とは違いマネジメント経験が問われます。マネジメントの実例を語ってください。また、応募先企業の業界的な課題を自分だったらどう解決するのか、そして、その課題の解決に自分のスキルが役立つことを訴えましょう。必要なのは、マネジメントへの役割意識と課題解決に対する積極的なコミットメントです。
3 退職理由はポジティブなイメージに置き換える
退職理由は、キャリアアップや仕事の幅を広げたいという前向きなものから、将来不安、社風が合わない、給与の不満、人間関係の問題というネガティブなものまであります。問題はネガティブな退職理由の伝え方です。これはポジティブなイメージに置き換えることが重要です。
・将来不安や社風が合わない → もっと自分の知識やスキルを活かせる会社で働きたい
・給料が安い → 実績や努力を正当に評価してくれる会社で働きたい
・人間関係が良くない → 周りと協働して良いチームワークを築きたい
面接官は、同じ理由で退職することが気になるものです。回答に妥当性を持たせつつ、ネガティブな部分をプラス志向に置き換えることを心がけてください。
前編では、ミドル世代が面接で聞かれる代表的な質問と、それに対する回答方法を紹介しました。後編では、アピールすべきポイントや面接官が見ているポイントを紹介します。