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転職に通用するスキル「マネジメント能力」を可視化する方法
- ミドルの転職
ミドル世代の転職で重要なキーワードがあります。それは「マネジメント」です。マネジメントの能力は、転職を左右する大きな鍵といっても過言ではありません。ただし、マネジメント経験を単純に並べただけでは効果的なアピールにならないのが難しいところ。そこで今回は、マネジメントの経験を能力として可視化する方法を紹介します。
マネジメント能力とは何か?その意味を考える
マネジメント能力とは、管理能力のこと。詳しく表現すると「経営資源を有効活用し目標を達成するための管理・運営する能力」になります。経営資源とは、「ヒト・モノ・カネ」に加え「情報・環境」といった成果を出すために必要な全てであり、それを総合的かつ適切に管理・運営していくスキルがマネジメント能力なのです。
具体的に列記します。
・部署の労務や勤怠、人事や評価を管理する能力
・プロジェクトを管理し遂行する能力
・部下を育成する人材開発能力
・予算や売上げ、スケージュールを管理する能力
どれもミドルの転職には欠かせないスキルばかり。まさに転職を左右する鍵となる能力なのです。
マネジメント能力を効果的に可視化する方法
このマネジメント能力、転職市場ではマネジメント経験を単純に並べただけでは「能力」として評価されません。ここでは、マネジメント経験を「能力」として可視化する方法を紹介します。
1.マネジメント経験を棚卸しする
能力の把握には、経験を棚卸しする必要があります。過去のマネジメント経験を洗い出し、能力として把握することから始めてください。
2.具体性を持たせるマネジメント能力の可視化には具体性が不可欠。目標達成率や前年比、管理した人数や期間、予算といった実績を具体的な数字で示すようにしてください。
3.PDCAを意識するPDCAサイクルの各プロセスが有機的に連携してこそマネジメント能力です。P:どのような計画を→D:いかに実行し→C:結果を評価測定した上で→A:どう改善し次に活かしたか。PDCAを意識した文脈でエピソードを交えて可視化すると効果的です。
4.自分のマネジメント方針を明確にする自ら先頭に立ちメンバーを引っ張るタイプ、後ろでバックアップしサポートするタイプ、メンバーの関係性や環境を整える調整重視タイプなどなど、自分のマネジメント方針を明確にしましょう。
企業のニーズを読み解きマネジメント能力をマッチングさせる
マネジメント能力をアピールするとき、もうひとつ重要なポイントがあります。それは、自身のマネジメント能力が応募先企業のニーズにマッチしているかということです。
ミデアでは、企業の採用コンサルタントを兼務したキャリアコンサルタントが、ミドルの転職をサポートします。キャリアの棚卸しでマネジメント経験を洗い出し、能力として可視化する方法をアドバイス。また、企業の採用担当者との厚い信頼関係から、「どのようなマネジメント能力を必要としているのか」といった企業サイドのニーズを入手し転職者に提供。転職者そして企業サイドにも深く関わることで質の高いマッチングを実現しています。
マネジメント能力は、これから転職を目指すミドルにとって欠かせない必須スキル。マネジメントの経験は、効果的に可視化してこそ能力として評価されます。マネジメント能力の可視化がうまくいかない方、効果的に可視化して転職を有利に進めたい方は、ぜひミデアのキャリアコンサルタントにご相談ください。