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飲食業界における本部勤務のキャリアパス!「総合職・管理職」を解説

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飲食店の店長

アフターコロナ、インバウンド需要の回復で飲食業界には活気が戻っています。

ただ、人手不足や原材料価格の高騰など、飲食業を取り巻く環境には厳しい現状があるのも事実です。

しかし、だからこそ業界では「総合職・管理職」といった組織を引っ張るリーダーが求められています。

そこで今回は、飲食業界の「本部」に焦点をあて、本部勤務として働く意味、また「総合職・管理職」の仕事内容を解説。

あわせて、飲食業界に転職し活躍するためのキャリアパスを紹介します。

飲食業界の本部で働く意味とは?

はじめに、飲食業界の本部で働く意味を考えてみましょう。

飲食業の「本部」とは、店舗や現場で働くスタッフを「外(本部)」から支える(管理する)部署のことです。

本部に勤務するスタッフ(本部スタッフ/本部職)は、担当エリアの店舗やフランチャイズ店を外から管理・運営し、成長をサポートするのが仕事です。

主な職務として、「マネジメント・マーケティング・人材育成・店舗開発・商品開発」などを担い、店舗はもちろん企業そのものの成長を後押しします。

本部スタッフとは、飲食業界の言わば「総合職・管理職」といえる存在であり、リーダー的な意味合いを持つ重要なポジションなのです。

では次項で、本部スタッフの仕事内容を詳しく見ていきましょう。

飲食業界の「総合職・管理職」の仕事を解説

飲食業界の「総合職・管理職」といえる、本部スタッフの仕事は次の通りです。

【本部スタッフの仕事】
・スーパーバイザー(SV)
・店舗開発/フランチャイズ開発
・広報/マーケティング
・メニュー開発

ひとつずつ解説します。

スーパーバイザー(SV)

担当エリアの店舗をマネジメントするポジションです。

本部の経営方針を伝えたり、競合店をリサーチしたり、人材育成に関するアドバイスも行います。

店長とコミュニケーションを深めながら課題改善に努め、売上アップやサービス向上を目指します。エリアマネージャーとも呼ばれています。

店舗開発/フランチャイズ開発

本部がまとめる「店舗開発・フランチャイズ開発」計画にそって、新しい店舗の立ち上げを主導するポジションです。

市場調査を踏まえた立地の選択、不動産取引、建設業者と店舗レイアウトや予算の折衝、店舗スタッフの配置など、職務は多岐にわたります。

フランチャイズ開発の際は、店舗オーナーにアドバイスを行い、店舗の円滑な開発と運営をサポートします。

広報/マーケティング

集客に向けた広報活動、お客のニーズを満たすマーケティングを行うポジションです。

テレビをはじめ、雑誌やWebメディアへの広告展開、CM制作、SNSの運用を行います。

店舗やメニュー、サービスを効果的に訴求するため戦略を立案、実行に移します。

メニュー開発

店舗で発売する、新メニューの企画・開発を行うポジションです。

新メニューを企画する際には、マーケティングの調査内容を分析し、お客のニーズをメニュー作りに反映します。

食材の選定や調達も、メニュー開発の重要な仕事です。

飲食業界への転職~本部勤務のキャリアパス

では、飲食業界に転職し、本部勤務を目指すキャリアパスを解説します。

ここで注意しなければならないのは、本部勤務するために、飲食店での現場経験や店長としての実績は、必ずしも必要ないということです。

もちろん、飲食業界に勤務した経験や実績は、転職の際に有利に働くでしょう。

例えば、居酒屋チェーンで店舗開発を担当し、店舗拡大に貢献した経験や実績は高く評価されます。言わば、即戦力といえる人材です。

しかし、前項でみたように、飲食業界の本部には「総合職・管理職」としての様々な仕事があります。

そこを考えれば、他の業界から転職し、本部勤務を目指すことは十分可能なのです。

例えば、小売業界でのマーケティング担当者としての経験、コンビニ業界でのフランチャイズ展開の経験、企業において様々な部署をマネジメントした実績などは、飲食業界でも高く評価されるでしょう。

だから、「自分は、飲食業界に勤務したことがない」「業界が違うから評価されない」などと、あきらめは禁物です。

上記のような経験や実績があれば、飲食業界の本部スタッフとして十分通用する実力があり、アピールポイントとなり得る能力を有している人材といえるのです。

業界情報を収集し効率よく転職を!

飲食業界に転職し、本部勤務のスタッフになるキャリアパスを見てきました。では、効率よく転職するには、どうしたらよいのでしょうか?

まずは、飲食業界の情報を収集することでしょう。飲食業界の情報とは、非公開の求人情報はじめ、求める人材像といったコアな情報のことです。

このような有益情報を収集した上で、自分の経験や実績、スキルとのマッチング図っていくことが、効率よく転職するポイントといえます。

ただし、これを転職者一人でやろうとするのは大変です。現在の仕事を続けながらの転職活動となれば、なおさらでしょう。

こんな時、力強い味方になってくれるのが、転職支援サービスです。

転職支援サービスとは、転職者に求人情報を提案し、より良いマッチングを実現するサービスのこと。

まさに、働きながら転職を目指すビジネスパーソンの頼れる存在なのです。

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