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小売業界「総合職・管理職」への転職!キャリアアップの方法を解説

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スーパーの店長

今回は、小売業界の「総合職・管理職」として転職しキャリアアップする方法を解説します。

人手不足が叫ばれ、ECの普及による実店舗の苦戦が予想される小売業界ですが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアは、その業態から一定の市場規模を維持しています。

本記事では小売業界、特にスーパーやコンビニの「総合職・管理職」への転職にスポットをあて、キャリアアップの方法を解説します。

小売業界では「総合職・管理職」が求められている

小売業界、特に今回スポットをあてるスーパーやコンビニは、消費者の利用頻度の高さから、今後も一定の市場規模を維持していくことが予想されます。

ただ、人手不足やECの普及、直近ではインフレ要因も重なり、課題解決に向けた施策が急務といってよいでしょう。課題解決には、次のような施策が必要です。

・販売方法や売り場の見直し
・店舗展開の最適化
・DXの推進
・顧客体験の促進
・ECサイトとの連携

スーパーやコンビニにおいて、こういった施策を立案、実行に移すのは、「総合職」であり「管理職」になります。

では、スーパーやコンビニといった小売業界が求める「総合職・管理職」の仕事内容とはどのようなものなのでしょうか?次項で見ていきましょう。

小売業界が求める「総合職」の仕事内容を解説

まずは、総合職の仕事について解説します。

【小売業界が求める総合職の仕事】
1.店舗運営
2.バイヤー
3.商品開発
4.在庫管理
5.物流

詳しく見ていきましょう。

1.店舗運営

店舗運営の仕事は、接客をはじめ、売り場や陳列のレイアウト、店舗づくり、売上管理といった、店舗を運営していく上で必要不可欠な役割を担います。

2.バイヤー

小売業の核となる、「仕入れ~販売」の「商品の選定・買付け・販売ルートの開拓」などが主な仕事です。

社会の変化に合わせて品揃えする、敏感な“アンテナ”が必要です。

3.商品開発

商品開発の仕事は、売上アップを目指し、商品を開発するのが主な職務です。開発品目は、総菜やスイーツをはじめ、各種プライベートブランド商品も含まれます。

4.在庫管理

店舗で取り扱う商品の在庫数を管理します。「棚卸し」をはじめ「入庫」や「出庫」の管理は、店舗運営のベースとなる重要な仕事です。

5.物流

商品の仕入れに関して、生産者から商品倉庫、店舗までの物流を管理したり、倉庫内の商品を管理したり、物流効率の最適化を図ります。

小売業界が求める「管理職」の仕事内容を解説

次に、管理職の仕事を解説します。

【小売業界が求める管理職の仕事】
1.店長
2.エリアマネージャー
3.店舗開発

ひとつずつ見ていきます。

1.店長

店長は、店舗のマネジメントを行う責任者になります。スタッフの採用や育成、シフト管理をはじめ、予算や売上といった数字の管理も重要な仕事です。

お客やスタッフとのコミュニケーションスキル、また市場動向を吸い上げるマーケティンスキルが求められます。

2.エリアマネージャー

複数の店舗を統括するエリアマネージャーは、店長よりも上の役職です。

担当する店舗の売上管理や顧客満足度を把握し、サービス向上を目指しコンサルティングを行います。店舗と本部との「橋渡し役」ともいえます。

店舗エリアやマーケティングの分析、店長を含めた人材育成も重要な職務です。業界によっては、スーパーバイザーとも呼ばれています。

3.店舗開発

店舗開発は、店舗数を拡大するため、進出するエリアを決め、立地を調査したり土地を探したりするのが主な仕事です。

新しい店舗に適した場所を見つけるため、該当エリアの調査やマーケティング分析を行い、不動産取引を進めます。

新店舗の設計にあたっては、レイアウト案を企画し、施工業者と折衝を重ねながら店舗を開発。

建設に関わる予算の作成、また地域コミュニティとの協議や調整も重要な職務になります。

小売業界への転職!キャリアアップする方法とは?

では、小売業界に転職しキャリアアップする方法を紹介します。

【小売業界へ転職しキャリアアップする方法】
1.同業他社へ転職
2.キャリアチェンジ

詳しく解説しましょう。

1.同業他社へ転職

同じ小売業界内の「同業他社」に転職し、キャリアアップする方法です。

これまで積み上げてきた経験や実績、身につけたスキルやノウハウを活かせることが大きなメリットでしょう。

人手不足が常態化しているのが小売業界です。特に、総合職や管理職といったリーダーが不足しています。

自分の価値観に合った求人が見つかれば、転職でキャリアアップできる可能性が高いといえるでしょう。

2.キャリアチェンジ

異なる業界から小売業界へキャリアチェンジし、キャリアアップを図る方法です。

小売業界に関わらず、転職は業界経験者が有利なのは間違いありません。しかし、管理職経験者であれば、採用の可能性は決して低くありません。

特に、マーケティングやマネジメント経験を持つ管理職経験者、また異なる業界で店舗開発に携わった経験、実績を持つ人材であれば、小売業界へキャリアチェンジできる可能性が見えてきます。

自分のスキルや実績を整理し、経験を活かせる求人情報が入手できれば、キャリアチェンジを有利に進めることも不可能ではないといえるでしょう。

小売業界への転職は「効率」がポイント

小売業界へ転職し、キャリアアップする2つの方法を解説しました。2つの方法に共通するのは、自分を活かせる求人を見つけるということです。

ただ、自分にマッチした求人を転職者が仕事を続けながら見つけるのは簡単ではありません。こんな時、頼りになるのが転職支援サービスです。

転職支援サービスとは、希望する業界の求人情報を提供し、転職者と採用企業をマッチングするサービスのことです。

忙しいビジネスパーソンにとって、効率よく転職を実現させるには転職支援サービスを活用するのがベターといえます。

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