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中途採用面接徹底ガイド②正直に答えにくい意地悪な質問の返し方

  • 若手の転職
考える男性

「これって圧迫面接?」採用面接で答えにくい質問を受けながら、そう感じたことはないでしょうか。「他に聞くことはあるでしょう!」と思いながらも回答しなければならない。「頭は真っ白!答に詰まって…」あなたも経験があるかもしれません。そこで今回は、面接官が答えにくい意地悪な質問をする理由と、ベストな返し方を解説します。


面接官が意地悪な質問をする意図とは

面接官は、どのような意図で意地悪な質問をするのでしょうか。


・自社を志望する気持ちの高さを知りたい

・転職活動の軸(業界や職種の一貫性)を知りたい

・働き方や勤務条件が一致しているかの確認


このように、応募者を深く知りミスマッチをなくす意図で、応募者にとっては意地悪とも思える質問を状況に応じて行っているのです。


正直に答えにくい意地悪な質問例

採用面接で聞かれる意地悪な質問、その具体例を紹介します。


1.他に受けている(受ける予定の)会社はありますか
2.転勤の可能性もありますが大丈夫ですか
3.他社から内定が出た場合は当社の内定を辞退しますか

どれも答えにくい意地悪な質問ですね。あなたならどう返しますか。自分なりに考えて次に進んでください。


意地悪な質問への対処法と回答例

意地悪な質問をされたときの対処の仕方と返し方を解説します。

1.これまでの(これからの)活動状況を聞かれた場合

対処法

嘘は避けましょう。ただし、全て答える必要はありません。業界や業種の一貫性を忘れないこと。また、口が軽い、コンプライアンス意識が低いと思われないよう社名など固有名詞は出さないこと。

回答例

○○業界を中心に面接を受けていて、好感触だった企業様もあります。ただ私としては、御社の□□技術に携わりたく、ぜひ御社で働きたいと考えています。

 

2.転勤が可能かを聞かれた場合


対処法

正直に答えましょう。気持ちを偽り採用されても、転勤の辞令が出た際に断っては双方にとって不幸な結果を招きます。

回答例

・転勤は問題ありません。多くの拠点を経験することで学びを積み上げ、仕事の幅を広げたいと思います。

・入社後すぐは家庭の事情で難しいのですが、1年後以降であれば転勤可能です。


3.他社とどちらを優先するか聞かれた場合 


対処法

あくまでも「御社が第一希望」であることを訴えて、入社意志をアピールしましょう。

回答例

私は御社が第一希望です。仮に他社から内定をいただいても、御社が展開される○○分野の新事業でこそ自分のスキルが活きると思いますので、御社に入社したいと考えています。


どのような質問に答えるにせよ、大切なことは「働きたい意欲」を伝えることです。面接に対して誠実であることを忘れないようにしましょう。


事前準備と冷静な対応が採用につながる

採用面接で、答えにくい意地悪な質問をされるとは限りません。しかし、面接という誰もが緊張する場面で一番怖いものは想定外なのです。必要になるのは、答えにくい意地悪な質問を想定外にしないということ。では、どうするのか。そうです、事前に準備しておくのです。


ミデアでは、20年以上の転職支援実績を持つキャリアコンサルタントが面接の準備を支援します。

キャリアの棚卸しや自己分析を通して把握した、経験や能力の示し方、さらには入社意欲のアピール方法など、転職者に寄り添った支援を行います。答えにくい意地悪な質問に対するサポートも万全。

企業の採用コンサルタントを兼務していることで分かる、応募先企業の社風や面接キーマンの性格から想定される質問に対して、細かいアドバイスを行います。

事前準備は心理的な余裕を生みます。その余裕が面接時の冷静な対応となり、採用への可能性を広げていくのです。
転職をお考えの方、そして面接の準備をされている方は、ぜひミデアのキャリアコンサルタントにご相談ください。