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2025年の崖問題とは?【後編】経産省のDXレポートと転職対策をわかりやすく解説
- 流通・小売・外食・サービス産業の最新動向

「2025年の崖」について、前編ではその概要と企業がとるべき対応を解説しました。後編では、「2025年の崖」問題を踏まえ、DX化に携わりたい転職者が押さえておくべき対策を解説します。
「2025年の崖」による人材市場の変化
「2025年の崖」問題は、人材市場にどのような変化をもたらすのでしょうか?
【「2025年の崖」による人材市場の変化】
・IT人材の需要が高まる
・IT人材の需給ギャップが広がる
・IT人材を育成できるスキルの価値が高まる
詳しく解説します。
IT人材の需要が高まる
「2025年の崖」を回避しDX化を図るには、レガシーシステムから脱却する必要があります。それには、IT人材が不可欠です。「2025年の崖」に向けて、IT人材の需要が高まります。ITに関する知識やスキルはもちろん、IT機器を適切に活用する能力、データ管理やセキュリティに対する高い意識を持った人材の需要が高まります。
IT人材の需給ギャップが広がる
今後、ますます需要が高まるIT人材。とは言え、人材不足は深刻です。IT人材の不足をどう解消するのかは、人材市場の大きな課題でしょう。「2025年の崖」を向かえるにあたり、IT人材の需給ギャップが広がる可能性は極めて高いといえます。
IT人材を育成できるスキルの価値が高まる
IT人材を獲得しにくいとなれば、自社で育てる以外ありません。今後は、IT人材を育成できるスキルの価値が高まるでしょう。DX化の推進に合わせて、IT人材の育成ノウハウを持ったビジネスパーソンは、業界や業種を問わず求められるといってよいでしょう。
「2025年の崖」~企業が転職者に求めるスキルや資質
前編で見てきたように、「2025年の崖」を向かえる企業には様々な課題があります。その一方で、「2025年の崖」に対応できる専門性を持った人材であれば、ある意味、転職のチャンスといえます。では、どのような専門性が必要になるのか?ここでは、企業が転職者に求めるスキルや資質を見ていきましょう。
【企業が転職者に求めるスキルや資質】
・DX化を推し進める主体性
・高い技術力
・リーダーシップやマネジメント能力
ひとつずつ解説します。
DX化を推し進める主体性
DX化を押し進める上で、主体性は欠かせません。DX化は、デジタルやITといったテクノロジーを活用し、ビジネス環境を劇的に変化させることです。
この環境変化に対する理解を全社的に促進し、DX化を推し進めるカギが主体性なのです。企業は、自ら主体的に改善プロジェクトに関わり、DX化を推し進める人材を求めています。
高い技術力
「2025年の崖」に対応することは、レガシーシステムと向き合うことです。過剰なカスタマイズやベンダーへの丸投げによって「複雑化・ブラックボックス化」したシステムは、属人化したシステムといえます。老朽化も進み、改善は容易ではありません。企業は、ITシステムに関する高い技術力を持った人材を求めています。
リーダーシップやマネジメント能力
DX化は、ビジネス環境を劇的に変化させることです。時には、ネガティブな反発も考えられます。こういった反発を乗り越え、DX化を推し進めるためには、改善プロジェクトのメンバーを牽引するリーダーシップ、また多様な意見をまとめ上げるマネジメント能力が不可欠です。
「2025年の崖」に対応するには、リーダーシップやマネジメント能力が求められるのです。
「2025年の壁」~転職者がやるべきこと
ここまでを踏まえて、転職者がやるべきことを整理してみます。
キーワードは、「DX・IT・専門性」です。転職者に求められるのは、「ITに関する知識やスキル、IT機器を活用する能力、データ管理やセキュリティに対する高い意識」といった「ITリテラシー」であることは間違いありません。また、プログラミングのスキルも大切でしょう。
しかし、注意する必要があります。それは、「ITリテラシー」や「プログラミング」に対する知識やスキルばかりが重要ではないということです。
真に重要なのは、知識やスキルを活用し、ビジネスに展開できる能力です。これからも、「ICT・AI・ビッグデータ・クラウド」といったテクノロジーは進化していくでしょう。そこで大切なことは、日進月歩のテクノロジーを活用し、生産性を高め利益が出る体質へとビジネス環境を変化させていくことなのです。
それには、テクノロジーに対する理解を全社的に促進するコミュニケーション能力が欠かせないでしょう。メンバーの声を受け入れ、議論し合う傾聴力も必要です。テクノロジー(ハード面)のことだけではなく、メンバーと改革に向けて連携を深める資質(ソフト面)が求められています。
「2025年の崖」に向き合い、レガシーシステムを改善するには、「ハード面」の知識やスキル、そして「ソフト面」の資質を持った人材が不可欠です。転職者は、「DX化を推し進める主体性」「高い技術力」「リーダーシップやマネジメント能力」を併せ持つ必要があるのです。
情報を収集し転職を有利に進める!
「2025年の崖」問題は、業界・業種を問いません。レガシーシステムの改善は、様々な業界や業種で必要です。本文で述べた通り、これは転職のチャンスでもあります。特に、高い専門性と経験を併せ持つミドル世代はチャンスといえるでしょう。
それには、情報収集が重要です。「2025年の崖」に対処しようとしている企業情報をつかみ、自分の知識やスキルとのマッチングを図る必要があります。それには、転職支援サービスの活用がおすすめです。
転職支援サービスは、多くの企業情報や求人情報を所有しマッチングを提案。忙しいビジネスパーソンが転職を成功させるには、転職支援サービの活用が効率的です。
株式会社ミデアは、「流通・小売・サービス・ホテル」といった業界に強みを持つ転職支援サービスです。企業情報はもちろん、豊富な非公開求人で転職者をサポート。「2025年の崖」問題に関する情報を踏まえつつ、企業が求める人材像とのマッチングを提案します。
「流通・小売・サービス・ホテル」業界のDX化に携わりたいとお考えの転職者の方は、国家資格を持つキャリアコンサルタントが支援する、転職支援サービスのミデアにぜひご相談ください。